学科2環境・設備 (6-15)熱伝達・結露

学科2 環境・設備 熱伝達・結露 
熱伝達・結露、ポイント、項目
①熱伝達の計算を追求すると、熱環境を物理量で表して微積分を用いて分析することになるので、深追いはせずクイズ感覚で正誤を判断するようにされることをおすすめします。特に計算問題以外の四選択肢問題で、数式を確認していると多くの時間が必要になるので、文章を読んで判断するようにするべきです。
計算問題は四則演算が出来て、必要な式が分かれば解けます。式にたくさん記号が使われますが、多くの記号は考慮しなくてよいような簡単な問題しか出ません。
③図を見て解答する問題は、1つコツが分かればすぐ解けるので、試験に出たら積極的に解いて欲しい問題です。(一問一答形式には、計算問題と併せて詳しい解答を載せてあります。宣伝ですm(_ _)m)
④毎年1問出題の頻出事項です。
⑤ボリュームは少なめです。一問一答形式の練習58問あります。
⑥試験で得点するという目標を思い出して、深追いしなければきちんと得点に結びつく分野です。

参考書をお持ちでない方向けに、以下に頻出項目を書いて行きます。ネットで検索すれば2,3分で分かりやすい解説を読めますから、ぜひ調べながら学習を進めて欲しいです。また、解説には図や写真を載せていないため、ぜひネットで図や写真を見てください。理解の進み方が全然違います。
間違えやすい言葉
熱抵抗が小さい、低い=熱が変化しやすい=断熱性能が低い

熱抵抗が大きい、高い=熱が変化しにくい=断熱性能が高い

熱伝導性が高い=熱が伝わりやすい=熱が変化しやすい=断熱性能が低い

熱伝導性が低い=熱が伝わりにくい=熱が変化しにくい=断熱性能が高い

繊維系断熱材(グラスウール等)は、かさ比重(密度)が高まると、断熱材の中の隙間が小さくなり、空気が流動しなくなるので、熱伝導性は小さくなる=断熱性能が高くなる。

発泡性の断熱材で、空隙率が同じで、材種が同じ場合(例えば同じ発泡ウレタン、発泡ポリスチレン等)、気泡が小さいものほど、熱伝導率が小さくなる=断熱性能が高くなる

熱伝達等
対流熱伝達率

放射熱伝達率

壁体表面からの対流熱伝達率

壁を単位時間当たりに貫流する熱の量

熱伝達抵抗

グラスウールと熱伝導率

断熱性能と室温・室内表面温度

断熱性能と、部屋の上下の室温差

夜間放射量

日射遮蔽係数

日射熱取得率

二重窓等にある空気層の熱抵抗

コールドドラフト

熱線吸収板ガラス

発泡性の断熱材

自然対流熱伝達率

木造住宅の基礎断熱工法と床下換気口

相当外気温度(SAT)

ヒートブリッジ(熱橋)

木造軸組み工法における外張り断熱工法

木造軸組み工法における充填断熱工法

窓ガラスにおける分光透過率

標準的な窓ガラス(透明フロートガラス)と光線の透過率が小さい。

赤外線と塗装

熱損失係数

定常伝熱

結露
断熱材と結露

物体の表面温度と露天温度

木造住宅の屋根部分の断熱と結露

冬期の結露と防湿層

室内側のカーテンは、冬場の窓部の結露対策には効果が無い

一問一答形式の練習(西尾の一問一答では58問になりました)
お持ちのテキストを読む
一問一答形式の練習か過去問・類問
です。

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