学科1 計画(2-13) 居住施設

学科1 計画 居住施設
居住施設の特徴、ポイント、項目
居住施設の特徴は、
・居住施設は、毎年1問出題されていましたが、28年度には出ませんでした。29年度には出題され、依然出題の可能性は高いです。
・ボリュームはやや少なめです。
・選択肢の中に、居住施設以外の分野である高齢者施設、都市計画手法(ハンプ・シュケイン、クルドサック)等の分野の選択肢と混ぜた混成問題が出題されたことがあり、どちらか一方に取り組むと、他方の成績も良くなります。
・一問一答形式の練習は、64問あり、やや少なめです。
・居住施設は、試験で問われる用語が固まっているので、ポイントを押さえれば比較的簡単に得点できます。

参考書をお持ちでない方向けに、以下に頻出項目を書いて行きます。ネットで検索すれば2,3分で分かりやすい解説を読めますから、ぜひ調べながら学習を進めて欲しいです。また、住宅形式の解説には図や写真を載せていないため、ぜひネットで図や写真を見てください。理解が進み方が全然違います。

居住施設のポイントは
1独立住宅(いわゆる一戸建て)の形式
2集合住宅の形式
3住宅の設計手法
4屋根の形式と勾配
5江戸間と京間
上記の5つの事項が最頻出です。
また、
6木造工法
7室の分類と計画
は、学科試験ではあまり出ませんが、製図試験において必須の知識です。覚えておくことをおすすめします。
各項目について項目を載せていきます。ネットで画像検索しながら読むと、理解が格段に進むのでおすすめです。

1独立住宅の形式
 中廊下型住宅
 コア型住宅
 最小限住宅
 一室型住宅
 コートハウス

2集合住宅の形式
 低層型集合住宅
 1~2階建の低層集合住宅。用語の説明では、接地性の高さを強調される事が多いで す。接地性とは、「地面に近い感覚、地面を近く感じる感覚」と考えればよいでしょう。
 1 テラスハウス
 2 タウンハウス
 中高層型集合住宅
 1片廊下型
 2中廊下型
 3ツインコリドール型
 4階段室型
 5スキップフロア型
 6コア型・ホール型
 7ボイド型
 8メゾネット型
 9リビングアクセス型
10高階高住戸

3住宅の設計手法
 ライトウェル(光井戸)・ライトコート(光庭)
 2段階供給方式住宅(スケルトン・インフィル、SI)
 コーポラティブハウス
 コレクティブハウス
 ストリート型住宅
 シェアードハウス(一軒家)


4屋根の形式と勾配
 試験には金属屋根の勾配が過去に出題されています。
 ①金属板平葺き
 ②平葺き

5江戸間と京間

6木造工法
 ①木造在来軸組み工法
 ②プレハブ工法(プレファブリケーション)
 ③2×4(ツーバイフォー)工法(枠組壁工法)
7室の分類
 収納スペース
 調理台(流し)の高さ
 バルコニーの手すり高さ
 ベイバルコニー
8その他
 51C型
 ツインリビング(デュアルリビング)
 同潤会アパート
 大壁
 真壁
 無双四分一
 本勝手
 落雪屋根
 無落雪屋根
 町屋
 通り庭
 四つ間型住宅
 住宅性能表示制度

※1過去に、居住施設2選択肢と高齢者向けの住宅サービス2選択肢の計4肢の中から不適当なものを選ぶ混成問題が出題されましたが、高齢者向けサービスについては、学科1 計画 高齢者施設 で別途記述します。また、クルドサックやハンプも都市計画で別途記述します。
※2練習中に混成問題に当たり、その分野をまだ学習していない場合には、気にせず飛ばすか、学習した分野の選択肢の正誤を判断すればよいです。混成問題が解けないといって不安になったり、落ち込む必要はまったくありません。学習を進めていけば、解けるようになります。

繰り返しになりますが、基本サイクルを回すことが基本です。
①一問一答形式の練習(西尾の一問一答では64問になりました)
②お持ちのテキストを読む
③一問一答形式の練習か過去問・類問
です。

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