テキストを読む

テキストを読む
一問一答、過去問類問の次にすべきこと、それはテキスト(参考書、教科書)を読むことです。
テキストはなんでも構いません。
市販のものでも資格学校のものでも構いません。
そしてテキストはどのタイミングで読めば良いのか?それは、問題を読んで意味や正解が分からず、知りたい、と思った時です。人は知りたい、分かりたいと思った時に読んだ内容を強く理解し、また記憶します。
当たり前のことですが、ここが大事です。テキストを先に読んでも、知りたい、分かりたい、覚えたいという気持ちが無いと内容が頭に入って来ないのです。過去問の出題傾向も分からないため、テキストのここを覚えた方が良さそうだ、という勘も働きません。はじめは一問一答の問題と解説を読み、過去問か類問を解いてからテキストを読む。これがオススメの順番です。

更に、テキストには過去問や類問だけでは読み取れ無いものが載っています。それは、練習量のボリューム感です。
例えば今私の手元にあるテキスト、学科4構造テキストの「木材」は、全部で7ページです。
あなたのテキストでは何ページありますか?
7ページのテキストの内容をもし一問一答に書き換えたら何問になりますか?
私の場合は70問程でした。
極端な話ですが、これを試験の日に全部知っていれば(木材は毎年1問出題なので)確実に1点獲得ですね。
西尾の主張としては、覚えやすく、しかもよく出題される15問、意味を取るのに時間が少しかかるよく出題される15問、意味を理解するのに時間が多くかかるよく出題される15問の計45問を一問一答形式で練習しておけばいいと思います。余裕がある人は、全く出そうも無いマニアックな1問を覚えておくといいでしょう。
この46問は後でお教えします。この46問がテキスト4構造の木材のボリュームです。
これ位知っていればこの科目は合格だという目安、それがボリューム感です。

一問一答形式の練習から過去問か類問を解く、そしてテキストを読み、また一問一答形式か過去問か類問を解く。このサイクルが240時間で合格するための基本方法です。

基本サイクルを1回まわしたら、次のコンクリートや金属に移るのが基本です。その理由は、次回以降で。

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